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女「今日はどんな事件があったの?」 ⑥

女「今日はどんな事件があったの?」 ① 
女「今日はどんな事件があったの?」 ② 
女「今日はどんな事件があったの?」 ③
女「今日はどんな事件があったの?」 ④
女「今日はどんな事件があったの?」 ⑤  の続きです。


ウミガメのスープのSS形式バージョンです。
一応出題編と解答編に分けて投下します。
適当に楽しんでください。
知ってる人はニヤニヤ(゜∀゜)しててください。


ウミガメのスープスレ、ウミガメサイト、友人の出してくれた問題、推理小説などから出していきます



 472 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/08/31(日) 18:38:36 ID:DRrDnlfc [2/15]

【出題編:雨上がりのブラジャー】



女「所長のおじいさんも、探偵さんだったんでしたよね?」

男「ああ、そうだよ」

女「お父さんは普通のサラリーマン?」

男「ああ」

男「じいちゃんの仕事見てて、憧れたってのはあるな」

女「だから、この仕事を?」

男「ああ」

女「おじいさんも、まだ探偵を?」

男「まだイタリアで探偵事務所をやってたと思う」

女「格好いい!」



 473 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/08/31(日) 19:06:51 ID:DRrDnlfc [3/15]

女「やっぱり三代目って、優秀な人が多い印象があります」

男「三代目?」

女「探偵とか、泥棒とか、徳川将軍とか」

男「あー」

女「じっちゃんの名にかけて! とか言ってたんですか?」

男「いや、うちのじいちゃん、別に有名な探偵でもないし……」

女「三代目って、どうして優秀な人が多いんでしょう?」

男「おれは別に普通だが……」



 474 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/08/31(日) 19:13:26 ID:DRrDnlfc [4/15]

男「単純に、数が増えるからじゃないか?」

女「数ですか?」

男「子どもが複数いて、さらにその子どもが複数いれば、自然と数は増えるだろう?」

男「優秀な人材が生まれる確率が増える、ということ」

女「あ、なるほど」

男「隔世遺伝、とも言うしね」

女「それって科学的に正しいんですか?」

男「知らないけど」

女「……」



 475 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/08/31(日) 19:26:21 ID:DRrDnlfc [5/15]

男「そういえば、じいちゃんから聞いた事件の話があるんだけど」

女「お、興味あります」

男「戦後の話なんだけど」

女「古っ!」

男「まあ事件と言っても他愛もない、変な出来事なんだけどな」

女「はい、聞かせてください」

男「雨上がりの街路樹に、ブラジャーを吊るす男の話だ」

女「はい?」



 476 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/08/31(日) 19:38:38 ID:DRrDnlfc [6/15]

男「雨上がりに、決まって街路樹にブラジャーを吊るす男がいたんだ」

男「こいつは変態でもなく、大真面目に、ある目的を持ってそれをやっていた」

女「変態じゃないんだ……」

男「この男の目的はなんでしょうか」

女「おじいさんは、その謎を解いたんですか?」

男「ああ、その時の話を苦笑しながらしてくれたよ」

女「じゃあ、私も頑張って解かないとな」



 477 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/08/31(日) 19:45:34 ID:DRrDnlfc [7/15]

女「戦後っていうのは大事ですか?」

女「今では起こらないような事件?」

男「そうだな、今どきこんなことをするやつはいないだろう」

女「まあすぐに捕まりますよね……」

男「しかし罪状が不明だ」

女「あ、そ、そうですね……」

男「盗品とは限らないしな」

女「あ、そう、なんらかの罪に問われる出来事でしたか?」

男「いや、じいちゃんも別に、謎が解けたからって警察に売った訳ではないらしい」



 478 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/08/31(日) 19:53:45 ID:DRrDnlfc [8/15]

女「それはブラジャーでないといけないのですか?」

女「パンツじゃダメなんですか?」

男「いや、パンツでもいいんじゃないかな」

女「所長だったらどっちがいいですか?」

男「は?」

女「ブラジャーとパンツだったらどっちを吊るしますか?」

男「おれは吊るさないよ」

女「いやそんな模範解答はいりませんので」

男「おれが吊るすメリットはない、ってこと」



 479 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/08/31(日) 20:02:12 ID:DRrDnlfc [9/15]

女「おじいさんも?」

男「じいちゃんも吊るすメリットはないね」

女「その男の人だからこそ意味があったんですか?」

男「そう」

女「女の人では?」

男「女の人でも意味があったかもね」

女「性別は問題じゃない?」

男「問題じゃない」

女「年齢は?」

男「年齢にも、特に関係がないな」



 480 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/08/31(日) 20:11:44 ID:DRrDnlfc [10/15]

女「それは、吊るしっぱなしですか? あとで回収するんですか?」

男「あとで回収していたらしい」

女「えええ……やっぱりただの変態なんじゃあ……」

男「変態じゃなかった」

女「いや仮にですよ、仮にちゃんとした目的があったとしても、変態ですよね」

男「……まあ……手段がちょっとな」

女「所長も、もし理由があったとしても、そんな変態行為をしないでくださいね」

男「……気をつけよう」



 481 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/08/31(日) 20:20:20 ID:DRrDnlfc [11/15]

女「誰か特定の人に対するメッセージでしょうか」

女「お前のブラは預かった、返してほしくば……みたいな」

男「いや、違うな」

女「暗号? 赤色のブラだったら『今日の取引は中止』みたいな」

男「いや、それも違う」

女「ていうか目立ちますよね、それ」

男「ああ」

女「目立つことが重要でしたか?」

女「つまり少数でなく、多数の人間に見てもらう意図があった?」

男「そう、そうだ、それが重要」



 482 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/08/31(日) 20:30:55 ID:DRrDnlfc [12/15]

女「例えば、ブラジャーを地面に捨てておくのではいけないんですか?」

男「んん、それじゃあ意味がなかったな」

男「どこかの誰かに拾われてしまうかもしれないし」

女「そっか」

男「まあ街路樹でなくとも、高いところに吊るしていたことに意味があるんだ」

女「頭に乗せておくのは?」

男「ううん、なしの方向で」

女「なしの方向ですか……」



 483 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/08/31(日) 20:49:10 ID:DRrDnlfc [13/15]

女「それは、晴れのときでは意味がないんですか?」

男「まあ晴れのときにはしなくていいんじゃないかな」

女「雨が降っているときは?」

男「降っているときでもいい」

男「しかしやはり、雨上がりにやることが一番メリットが大きいと言える」

女「雪のときは?」

男「雪のときは、男も家にいるんじゃないかな」

女「外でなにか仕事をしているんですか?」

男「そうだな」

女「雪のときにはお休み?」

男「ああ、雨のときも、たぶん休みだっただろうな」



 484 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/08/31(日) 21:02:01 ID:DRrDnlfc [14/15]

女「カメハメハ大王のようですね」

男「まあ、さして忙しい仕事をしていたわけではない」

女「その仕事に関わるんですよね? そのブラジャーって」

男「ああ」

女「雨上がり……雨上がり……」

男「戦後すぐっていうのも、ある意味重要かな」

女「あ、もしかして当時道路ってあんまり舗装されてませんでした?」

男「ああ、いいところに気が付いたな」

女「ん! ぴぴーんときましたよ!」

男「さすが」



 487 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/01(月) 19:14:57 ID:N3NozumI

目線を上にあげさせて、油断したところに水たまりにばしゃん!みたいな?



 488 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/01(月) 19:56:40 ID:jWLurlvE

>>487
なるほど



 489 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/01(月) 20:17:42 ID:X3rPSPKQ

>>487
それ考えたけど男の仕事との関わりがわからなくて悩んでる
靴磨き屋かとも思ったがそれならわざわざ雨上がりの水溜まりを狙わなくても雨降った時に靴は汚れるしなぁ



 490 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/01(月) 22:04:15 ID:lJTYCZOo

それ正解じゃね
雨降ってる最中ならどうせ濡れるんだから靴磨かないだろ



 491 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/01(月) 22:13:39 ID:SBINCEX2 [1/5]

【解答編:雨上がりのブラジャー】



女「雨上がりってことは、まだ地面は濡れてますよね」

女「しかも戦後で、道路がアスファルトとかで舗装されてないとしたら……」

男「としたら?」

女「水たまりがたくさんあるはず!」

男「そう、その通り」

女「男の狙いは、ブラジャーを高いところに吊るし、道行く人の目線を上げることにあったのです!」

男「ほほう」

女「そうすると、足元がおろそかになった人がバシャンと水たまりに足を突っ込んでしまう!」

女「そこですかさず男は言うのです」

女「『靴、磨きましょうか旦那』と!」



 492 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/01(月) 22:22:56 ID:SBINCEX2 [2/5]

男「ご名答」

女「靴磨きの仕事をしている人だったんですね」

女「戦後、そういう人が多かったと聞きます」

女「戦争孤児の子なんかも、よくやっていたようですね」

男「だから、地面では意味がなかった」

女「それに、ブラジャーだと男の人がきっと目を奪われますもんね」

男「ああ」

女「革靴を履いているのは、だいたい男の人でしょうから」

男「そうだな」



 493 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/01(月) 22:30:16 ID:SBINCEX2 [3/5]

女「しかし生きるためとはいえ、ちょっと卑怯な客引きですね」

男「ああ、客も苦笑いだろうな」

女「おじいさんも、引っかかったんですか?」

男「ああ、見事にやられたそうだ」

女「まあ、木の上にそんなものがあったら見ちゃいますよね」

男「男だと特に、な」

女「所長もやっぱり見ちゃいますか?」

男「不思議なものがあると、やっぱり気になるからな」

女「エッチ!」

男「いや、仕方ないだろ」



 494 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/01(月) 22:41:44 ID:SBINCEX2 [4/5]

女「所長も革靴ですよね」

男「ああ」

女「ん、ちょっと汚れてませんか」

男「そうか?」

女「ちゃんと身だしなみは整えないと」

女「おしゃれは足元から、ですよ?」

男「ちょっとくらい汚れていた方が、舐めて綺麗にさせるとき、いいだろ」

女「……」

男「引きすぎだよ、冗談だよ」



 495 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/01(月) 22:46:51 ID:SBINCEX2 [5/5]

所長ドS説
もっとなんか「すっきり!」ってのを目指したいですね



 496 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/01(月) 23:04:07 ID:4uTvDvK.


一瞬ネウロを思い出した



 497 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/02(火) 00:19:31 ID:jDUY/oOM


このオチはスッキリした
他人のレスで気付かされたのが悔しいけど



 498 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 22:02:51 ID:L/ppiA5k [1/15]

【出題編:見立て殺人の夜】



女「あれ、どうしたんですか、包帯なんて巻いちゃって」

男「ちょっとね」

女「すっ転んだんですか? いい年して」

男「表現が辛辣」

女「本当は?」

男「犬に噛まれた」

女「探し犬ですか?」

男「いや、ただ散歩中の犬に触ろうとしたら」



 499 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 22:09:08 ID:L/ppiA5k [2/15]

女「所長って犬に嫌われるタイプなんですか?」

男「おれは動物好きなんだけどねえ」

女「ちゃんと消毒しましたか?」

女「気をつけてくださいよ、本当に」

男「ああ」

女「あ、そうだ、犬で思い出したんですけど、ちょっと前に読んだ漫画のことで」

男「漫画?」

女「犬に噛み殺されたような装飾をして、だけど本当は人間が殺していたっていう」

男「へえ」



 500 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 22:17:41 ID:L/ppiA5k [3/15]

女「あと別の本では、えっと、獣を飼っている屋敷があって、人を襲ってしまって」

女「逆にその形跡を人間が隠そうとして、無理がある状況になってしまったり」

男「ふうん?」

女「そういうのって、あの、『見立て』って言うんでしょうか?」

男「どうかな、定義が難しいからね」

女「現実にはありますか?」

男「現実にはほとんどないんじゃないかな」

女「どうしてですか?」

男「労力に見あうメリットがないからだろうね」



 501 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 22:27:51 ID:L/ppiA5k [4/15]

女「有名な見立て殺人って、ほとんどが小説ですか?」

男「まあ、そうだろうね」

男「童謡になぞらえて、っていうのは、海外では有名な一つのジャンルとして確立されているらしいし」

女「日本じゃあまりないですね」

男「マザー・グースみたいなものがないからかもしれない」

男「それから、まあ一部が有名すぎて、後追いが少ないのかもしれないな」

女「見立てって、現実にはほとんどないとして、フィクションで行われるのにはちゃんとした理由があるんですか?」

男「そうだな、その辺はちゃんと説明されていることが多いかな」



 502 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 22:36:44 ID:L/ppiA5k [5/15]

女「例えば、見立てにはどんなものがありますか?」

男「7つの大罪になぞらえたもの、童謡になぞらえたもの、村に伝わる手毬唄になぞらえたもの……」

女「ほうほう」

男「タロットカード、星座占い、アルファベット、数字、そんなものもあるかな」

女「連続殺人であることが多いのですか?」

男「そうだな、まあ、推理小説なんていうのは大体が連続殺人だね」



 503 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 22:45:06 ID:L/ppiA5k [6/15]

女「フィクションの世界では、見立てに見あったメリットがあるのでしょうか」

男「そうだね、例えば殺人の順を誤認させる、とか」

女「順ですか?」

男「ABCDの人物が順に殺され、それぞれに1234とナンバーが振られているとしよう」

男「そうすると1234の順に殺されたと考えてしまう」

男「しかし実際には1324の順だった、と」

女「それによって誤認させて、なにかメリットがありますか?」

男「被疑者Eには、その順で殺すことはできないアリバイがあった、なんていう風にね」

女「はあ、なるほど?」

男「あるいは単独犯に見せて、ACをBが殺していた、それをEが殺した」

男「しかし死んだ順はABCDだと思われているから、BにCは殺せないはずだ、とか」

女「むむう、難しくなってきました」



 504 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 22:51:35 ID:L/ppiA5k [7/15]

男「あるいは殺した人間と装飾した人間が別の場合もある」

女「複数犯ですか?」

男「いや、一人はただ単に自分の殺人の目的を達成しただけ」

男「それを知ったもう一人が、弱みを握った証しに装飾を施す、と」

女「それは怖いですね」

男「あるいは協力するつもりで、かばうつもりでやる場合もあるかな」

女「……やっていることは一緒でも、理由は180度反対なんですね」

男「それから……一人目は偶然、そうなってしまった」

男「二人目からもなんらかの見立てをすれば、証拠を隠せる、というのもあるかな」

女「偶然を隠す、ということですね」



 505 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 23:00:39 ID:L/ppiA5k [8/15]

男「どうして急にそんな話が出てきたの?」

女「あの、私が今読んでいる漫画に見立て殺人が出てきてましてね」

男「はあ」

女「探偵の謎解きよりも早く謎が解きたくて」

男「……」

女「ああ、ちょっと、呆れた顔しないでください!」

男「……やれやれ」

女「アメリカ人っぽいリアクションしないでください!」



 506 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 23:09:15 ID:L/ppiA5k [9/15]

男「どんな事件?」

女「えっと、鮎釣りで有名な川があってですね」

女「そこで男が殺されるんですが、首にロープが絡まっていて、口には鮎が詰め込まれていて」

女「まるで鵜飼いのような見立てなんですよ」

男「ああ、鵜飼いね」

女「その見立てには理由があるみたいなんですけど、わかります?」

男「結末を知らないのか?」

女「来週までお預けなんです」

男「それを解け、とね」

女「えへへ」



 507 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 23:18:44 ID:L/ppiA5k [10/15]

男「死因は絞殺?」

女「ええ、でも……」

男「でも?」

女「あ、えっと、所長が解き明かしてください」

女「読んだところまでは質問に答えられますので」

男「んん、絞殺は正解なんだな」

女「ええ」

男「じゃあ凶器はロープ?」

女「いいえ」

男「なるほどね」



 508 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 23:24:22 ID:L/ppiA5k [11/15]

男「つまりロープは手近にあったもので、見立ての為に使われたということか」

女「ええ」

男「手で絞めたのかな?」

女「おそらく」

男「特徴的な手の痕だったから隠したかったとか?」

女「いえ、手の痕があるにはあったんですが、それで犯人を特定できるわけではないようでした」

男「鮎は? その辺にあったの?」

女「近くのビクに入っていたのを拝借したようです」

男「被害者は漁師?」

女「いいえ、近くにキャンプに来ていた人です」

男「鵜飼いの見立てで川の近くで死んでいた、かあ」

男「被害者は服が濡れていた?」

女「いいえ」



 509 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 23:33:44 ID:L/ppiA5k [12/15]

男「殺されたのは、その人一人だけ?」

女「ええ、そうなんです」

男「じゃあさっき話していたような、死んだ順とかアリバイとかには関係がなさそうだな」

女「ええ……」

男「鵜飼い、鵜飼い……」

男「この道は『迂回』しろという犯人からのメッセージでは?」

女「それだったらガッカリですよう」

男「アルファベットで『U-KAI』、つまり『誘拐』がまだ起きるぞという宣戦布告?」

女「もう探偵役が犯人を指差すところまで、いっちゃってるんですよう」



 510 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 23:41:19 ID:L/ppiA5k [13/15]

男「まあ、冗談は置いておいて」

女「はあ」

男「その被害者は、首以外になにか傷はあった?」

女「いえ、争った跡はありましたけど、他に傷は特に」

男「じゃあ、詰め込まれていた鮎は死んでいたの?」

女「あ、はい」

男「無理矢理詰め込まれていた?」

女「はい、何匹も無理矢理ぎゅうって」

男「なるほどねえ」



 511 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/07(日) 23:48:29 ID:L/ppiA5k [14/15]

男「ロープはおまけだろうね」

男「犯人は見立てに見せかけて、本当は鮎を口に突っ込みたかったんだ」

女「わ、わかるんですか!?」

男「容疑者の中に、おれみたいなやつはいなかったか?」

女「えっと、冴えない中年はいなかったですけど」

男「誰が冴えない中年か!」

男「そうじゃなくて、ほら、おれを見て、気付かないか?」

女「……?」

男「鈍いな、まだまだ」



 513 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/08(月) 00:10:12 ID:A10rg4fI

この元ネタは犯人と探偵の関係があれだったから悲しくて辛かったなぁ…



 514 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/08(月) 00:24:25 ID:PIjdU/RM

乙です。謎は解けたけど元ネタが気になる



 516 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/08(月) 19:28:12 ID:fLiTAYfo

被害者の口の中は鮎の血で一杯だった?



 517 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/08(月) 21:15:38 ID:/f8yYAKA [1/10]

【解答編:見立て殺人の夜】



男「手で首を絞めると言っても簡単じゃない」

男「多くは頭を殴ってから絞めるが、しかし他に傷もないという」

女「ええ」

男「なら、ある程度の抵抗はしたはずだよな、被害者は」

女「……はい」

男「その結果、被害者は犯人の証拠を持って死んでしまったんだろう」

男「そしてそれを隠すために、犯人は鵜飼いの見立てなんていうものを施したんじゃないか」

女「証拠って一体……」

男「つまり、犯人の『血』さ」



 518 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/08(月) 21:22:49 ID:/f8yYAKA [2/10]

男「揉みあいになって、必死に抵抗した被害者は、犯人の体のどこかを強く噛んだんだ」

女「!」

男「それにより、被害者の口の中に犯人の血が残った」

男「口の中では拭き取ることはできない」

男「焦った犯人は、手近なところにあった鮎を突っ込み、その魚の血でごまかそうとしたんだろうね」

女「ふぉおお! すっきりしました!」

男「と言っても、まあおれの仮定だからさ、来週の真実とは違っているかもよ?」

女「いえ、もうそれで満足です」

男「それはちょっとどうなの……」



 519 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/08(月) 21:31:06 ID:/f8yYAKA [3/10]

女「なるほど、証拠を隠すための見立て、というものもあるんですねえ」

男「言わなかったっけ?」

女「言ってたかもしれません」

男「ったく」

女「あれ?」

男「ん、どうした」

女「所長のそのケガ、本当に犬ですか?」

女「まさか被害者に噛まれたとかじゃ……」

男「……」ニヤリ

女「怖い怖い怖い! そんな! 嘘ですよね!?」

男「おれはなにも言ってねえよ」ニヤニヤ



 520 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/08(月) 21:46:27 ID:/f8yYAKA [4/10]

【おまけ:銃声は一発、弾は二発】



男「ちょっと冗談みたいな話をするぞ」

女「?」

男「あんまり真面目に考えて泥沼にはまらないように」

女「前置きが意味深ですね」

男「とある邸宅で銃声が鳴り響いた」

男「それを聞いた家政婦が部屋を見に行くと、主人が死んでいた」

男「犯人はすでに逃走していたが、被害者を調べてみると銃弾が二発見つかった」

男「しかし家政婦によると、銃声は確かに一発しか聞こえなかったという」

男「なぜこんなことが起こりえたのだろうか」



 521 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/08(月) 21:56:37 ID:/f8yYAKA [5/10]

女「すっごい急いで二発撃ったから聞こえなかったとかでは……」

男「ないな」

女「散弾銃だった?」

男「違う」

女「犯人が二人いて、同時に撃った」

男「それも違う」

女「二丁拳銃で撃って、片方はサイレンサー付きだった!」

男「面白いが、違うな」



 522 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/08(月) 22:16:19 ID:/f8yYAKA [6/10]

女「銃弾は同じものでしたか?」

男「いや、違う弾だった」

女「じゃあやっぱり、銃は二丁あったってことですよね?」

男「まあ、そうだな」

女「犯人は二人?」

男「いや、この時に邸宅に忍び込んでいた犯人は、確かに一人だった」

女「サイレンサー装備の銃で二発撃ってから、なんかクラッカーとかで音だけ鳴らして、犯行時間を誤認させようとした?」

男「それだと銃弾が違っていた説明がつかないんじゃないか」

女「あ、そっか」



 523 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/08(月) 22:26:44 ID:/f8yYAKA [7/10]

男「真面目に考えたらダメだ、冗談だと考えるんだ」

女「そんな真面目な顔で冗談って言われても……」

女「あ、屋敷の中に、血痕がたくさんあったとか?」

男「いや、主人の部屋だけだった」

女「なんだ……」

男「なんだと思ったんだ?」

女「外で撃たれて帰ってきて、部屋でまた一発食らって、かと思いまして」

男「よっぽど人の恨みを買う人間だな、それじゃ」

女「違いますよね」

男「違う、が、一番近い」

女「え?」



 524 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/08(月) 22:33:59 ID:/f8yYAKA [8/10]

男「おれはあえて必要な情報を言ってないだけで、現場の人間からしたら謎でもなんでもなかったんだよ」

女「一番近い……なんだろ……」

男「屋敷にはその部屋以外血痕は残っていなかった」

男「銃声も一発だけ」

男「しかし違う種類の弾丸が二発、体内に残っていた」

女「あ! え?」

男「わかった?」



 525 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/08(月) 22:41:46 ID:/f8yYAKA [9/10]

女「いや、でも、え?」

男「言ってみろ」

女「その殺された主人って、かなりご高齢でしたか?」

男「ああ」

女「もしかして、軍人でしたか?」

男「そう、正解」

女「うわああああ! 騙された! もおおおおお!」

男「だから言ったろ、冗談みたいな話だって」



 527 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/09(火) 00:44:36 ID:38tQYv2Y

おつ!
おまけにあえて解答編をつけないのがなんかいいね



 528 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/11(木) 10:08:43 ID:f3OCjVO.


おまけの答えが今わかった
スッキリしたー



 529 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/15(月) 18:41:57 ID:YOmyG/96 [1/14]

【出題編:これは自殺ではない】



女「所長の推理力って、やっぱりすごいんでしょうか?」

男「ん?」

女「いつも話してくれる事件のお話を聞いていても、やっぱりすごいなって思うんですけど」

男「そうかな、おれより鋭い刑事なんて、たくさんいたが」

女「刑事時代の同僚さんですか?」

男「ああ」

女「例えばどんな鋭い人がいましたか?」

男「そうだな……」



 530 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/15(月) 18:49:59 ID:YOmyG/96 [2/14]

男「転落死の通報があってな、おれとそいつで現場に駆けつけたことがあったんだ」

男「当然救急車も呼ばれていたが、一目見て死んでいることは明らかだった」

男「何人かの警官が人垣を遠ざけていた」

男「そして現場を見て、そいつは言ったんだ」

男「『おい、こいつぁ自殺じゃねえぞ』ってな」

女「へえ」

男「事実、それは自殺ではなかったんだが、なぜそいつはそれを見破れたのか」

女「ははあ、なるほど」



 531 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/15(月) 19:05:13 ID:YOmyG/96 [3/14]

女「死んでいたのは男性ですか? 女性ですか?」

男「男性だった」

女「死んでいた場所はビルの下とかですか?」

男「ビルではないな」

女「マンション?」

男「そう」

女「その男が住んでいたマンションでしたか?」

男「ああ、その通りだ」



 532 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/15(月) 19:23:34 ID:YOmyG/96 [4/14]

女「靴は履いていませんでしたか?」

男「ああ、履いていなかった」

女「屋上に靴は?」

男「残っていなかった」

女「遺書も?」

男「ない」

女「えっと、靴はどこに?」

男「どこにもなかった」

女「どこにも……?」

女「ふうむ、その辺が重要そうですねえ」



 533 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/15(月) 19:34:33 ID:YOmyG/96 [5/14]

女「死体は血に塗れていましたか?」

男「そうだな、血はそこらじゅうに散っていたよ」

女「落ちる前に死んだってことは?」

男「つまり、毒とか?」

女「あ、ええ」

男「毒を飲んでいた形跡もなかったし、別の殺された方をしていたわけでもない」

男「しかしまあ、その辺のことは検査で分かったことであって、その場ではちょっと判断がつかないな」

女「そっか」

女「頭に斧が刺さってたとかでも?」

男「ねえよ、怖いな」



 534 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/15(月) 19:41:37 ID:YOmyG/96 [6/14]

女「首にロープが巻きついていた?」

男「いいや」

女「裸にされていた?」

男「いや」

女「服はちゃんと着ていたんですか?」

男「ああ」

女「ボタンが飛んでた、とか」

男「いや、きっちり締まっていた」

女「逆に無理矢理着せられているように見えたとか?」

男「死体に無理に服を着せたような形跡もないし、争って乱れた衣服でもなかった」

女「むむぅ」



 535 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/15(月) 19:54:12 ID:YOmyG/96 [7/14]

女「所長はやっぱり、私の考えはお見通しって感じですね」

男「思考が割と判りやすい気がするな」

女「そんな単純そうですか?」

男「素直ということだ」

女「なるほど、褒め言葉として受け取りましょう」

女「あ、そういえば血がいっぱい出てたって言ってましたよね?」

男「ああ」

女「わかっちゃったかもしれないんですけど」

男「そうか、きっとそれは間違いだ」

女「ええ!?」



 536 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/15(月) 20:05:02 ID:YOmyG/96 [8/14]

女「聞かずにわかるんですか?」

男「死んだ奴は、即死じゃないと思ってるだろ?」

女「……!?」

男「落ちてからもまだ意識があったと思ってるだろ?」

女「……違うんですか!?」

男「違う、即死だった」

女「ど、どうしてわかるんですか?」

男「明らかに頭から落ちてたからだよ」

女「そうじゃなくて、私が言いたかったことが」

男「顔に書いてあるからだよ、メッセージが」

女「!?」ペタペタ

男「比喩だよ」



 537 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/15(月) 20:14:00 ID:YOmyG/96 [9/14]

男「ヒント、自殺ではないことを断定しただけであって、『殺人』であることを見抜いたわけじゃないぞ」

女「あれ?」

男「自殺でなければ、なんだ?」

女「えっと、殺人、それから、事故? あ、寿命?」

男「寿命で転落死ってことはないだろうけども」

女「じゃあ事故かもしれないわけですね?」

男「そう」

女「事故か殺人か、そのどちらかだろうっていう推測だったんですね?」

男「そういうことだな」



 538 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/15(月) 20:24:22 ID:YOmyG/96 [10/14]

女「遺書とかがないから自殺じゃないって言っただけですか?」

男「いいや、違う」

女「めっちゃ可愛い奥さんが傍らで泣いてたから、こんな幸せな男が自殺するはずない、とか?」

男「それも違う」

女「洗濯物を握りしめてたから、干している最中に落ちた事故だ、とか?」

男「おお、それも面白いな」

女「違うんですか」

男「違うんだよなあ、でもそれもありそうだなあ」

女「楽しんでません?」

男「お前の成長を嬉しく思ってるだけだよ」



 539 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/15(月) 20:38:27 ID:YOmyG/96 [11/14]

女「えっと、靴は履いてなかったんですよね」

男「ああ」

女「ということは靴下は?」

男「それも履いていなかった」

女「ベランダから落ちたのでしょうか?」

男「ああ、そうだった」

女「スリッパとかサンダルは?」

男「それも履いていない」

女「近くにスリッパやサンダルは?」

男「落ちてもいなかった」

女「それってちょっと、おかしいですよね」



 540 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/15(月) 20:48:11 ID:YOmyG/96 [12/14]

女「普通ベランダに出るには、なにか履きますよね」

男「普通はそうだな」

女「しかも靴はないって」

女「その『ない』っていうのは、証拠になるから処分されたってことですか?」

男「いや」

女「家のどこにも靴がなかったんですか?」

男「そうだ、この被害者の靴は、家の中には一足もなかった」

女「……」

女「現場付近に車いすが落ちていた!」

男「NO」

女「あれえ!?」



 541 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/15(月) 21:02:31 ID:YOmyG/96 [13/14]

女「ヤバいです、ギブアップです」

男「車いす生活の男がいたとして、腕の筋肉は一定あるだろうから、自殺が不可能とは思えないな」

女「ううむ、いい線だと思ったんですけど」

男「だらしないなあ、さして鋭くないおれでも自殺ではないことはわかったのに」

女「あれ? 鋭い同僚の話だったのでは?」

男「お前が見ても、一般人が見ても、現場を見たら同じことを察するだろうさ」

男「ただそれをわざわざ声に出して言うかどうかは別だが」

女「え? あれ? もしかして、それってすごくしょうもない分析ですか?」

男「ある意味ジョークの切れ味は鋭い男だったよ」

女「……笑えないジョークだなあ」



 543 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/15(月) 21:22:30 ID:kNTkU23A

家の中ってのが男の家を指すなら全くわからん



 544 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/15(月) 23:24:32 ID:wqZCa/lI

ふと義足ってのが浮かんだけどなんか違う気もするな



 545 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/16(火) 00:03:16 ID:uxLJ/8CA

乙。
男性ねwww出題がずるいわwww
なんか似たような答えどっかで見たことあるかも



 547 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/17(水) 19:57:35 ID:WO2jf39U [2/9]

【解答編:これは自殺ではない】



男「ちょうどそのころ、飛び降り自殺が増えていてな」

男「だから転落死だって通報があった時から、また飛び降り自殺ではないかと考えていたんだ」

女「ははあ」

男「しかし現場を見て、『ああこれは関連してないだろうな』と思い、つい口に出たんだろう」

女「靴がないってことは、履く必要がないということ」

女「足が不自由なわけでもなく……」

男「まあ、足が不自由だとしても、足があるなら靴は履くんじゃないかな」

女「確かに」



 548 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/17(水) 20:06:22 ID:WO2jf39U [3/9]

女「でも足のない転落死体というわけでもない」

男「腕の力でベランダを越えることも想像できないわけではないからな」

女「見てすぐに『自殺ではない』なんてブラックなジョークを飛ばすということは……」

女「転落して死んでいたのは、まだ小さな赤ちゃんだったんですね?」

男「ああ、そういうことだ」

男「おれは一度も大人だったとは言ってないしな」

女「靴下も靴も、まだ履く必要のない赤ちゃんなら、まあ自殺はしないでしょうね」



 549 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/17(水) 20:12:54 ID:WO2jf39U [4/9]

男「ベランダに出ていることを察知できなかった両親にも問題はあるが……」

男「事故か、あるいは育児疲れで親が突き落としたか、どちらかだろうなとは思ったよ」

女「可哀想ですね」

男「不幸な事故だ」

女「殺人ではなかったんですか?」

男「その証拠は一切なかった」

男「それに、あの両親が育児に疲れて故意に落とすなんて言うストーリーは思い描けなかった」



 550 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/17(水) 20:23:23 ID:WO2jf39U [5/9]

女「マンションが実は二階建てだったってのも考えたんですが」

男「はは、二階から自殺ってのは、確かに考えにくいな」

女「でもそれだと靴の謎が解けませんしねえ」

男「死んでないかもしれないしな」

女「足折るくらいで済んでいたかも」

女「あとは、マンションの壁にベランダも窓もなかったとか」

男「そんな壁、ありうるか?」

女「建築法的にほぼ不可能でしょうね」

男「それに、窓がなくとも屋上が現場という可能性が残るぞ」

女「そっか、自殺っぽさが残りますね」

男「だろ」



 551 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/17(水) 20:29:59 ID:WO2jf39U [6/9]

女「自ら『落ちて死ぬ』ことを選択する人がいますが、どう思いますか?」

男「怖くねえのかなって、思う」

女「高いところがですか?」

男「それもあるけど、意識を保ったまま地面に激突するってのが、さ」

女「落ちている最中に気絶したりするのでは?」

男「そんなの誰も、わかんねえよ」

男「激突の瞬間まで、意識がはっきりしているかもしれないだろ」

女「それは、確かに怖いですね」

男「おれならそんな選択はしない」



 552 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/17(水) 20:42:19 ID:WO2jf39U [7/9]

女「ちょっと、自殺なんてだめですからね」

男「しないよ」

女「世の中に絶望したら、私に相談してくださいね」

男「……そうしよう」

女「私も、そうしますから」

男「……ときに」

女「はい?」

男「残暑が厳しいね」

女「あ、ええ、そうですね」



 553 以下、名無しが深夜にお送りします  2014/09/17(水) 20:54:14 ID:WO2jf39U [8/9]

男「おれはこの蒸し暑さに絶望しているんだけど、なにか自殺せずに済む妙案はないかな」

女「絶望の度合いが低いですね」

女「じゃあ、その絶望を希望に変えるのはいかがですか?」

男「ほう、どうやって」

女「冷凍庫にアイスがあります」

男「め、女神!」

女「安い女神ですねえ」

男「生きる希望が湧いてきた」

女「それはよかった」



 555 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/17(水) 22:12:50 ID:DyJlfiMM

乙でした。個人的に二階建てのマンションって落ちも面白そうだった



 556 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2014/09/17(水) 22:15:32 ID:YOn5Y6DA


今回は全然わからなかった
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金田一!
あれは悲しいお話でしたよね。

Re: Aliceさん

フミが犯人を追及したくないと感じて悲しむ様子が見ていて辛かったです。
トリック自体はシンプルで好きでした。

おまけわからん

Re: タイトルなし

> おまけわからん

被害者は高齢、元軍人、ついでに言うと戦争経験者です。
そして男が「一番近い」と言った予想と合わせて考えると…
プロフィール

モルフェ

Author:モルフェ
HAM ◆HAM/FeZ/c2
SS保管庫です。
ここでのSSとは、主に既存のキャラを使わないショートストーリー、ショートショートのことです。
タイトルに歌詞を引用することが多いですが、歌の世界をそのままストーリーにしているという訳ではありません。

個人的なお話はこちら
tv_pops★yahoo.co.jp

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