コンテントヘッダー

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
コンテントヘッダー

【博士と助手 7~10】

h jo 04




助手「ハカセ、またまたシチュエーショントークのスレですね」

博士「とりあえずこれで終いのようじゃな」

助手「ハカセのくだらない発明も見納めですね」

博士「揉み納めじゃと!?」ワキワキ

ドゲシッ

助手「また思いつけば、だらっと始まるかもしれませんが」

博士「う、うぐぅ」

助手「ハカセのセクハラも見納めですね」

博士「も、揉み納め!!」ワキワキ

ドゲシッ

助手「楽しんでいってください」

助手「では、どうぞ」


【博士と助手 7】

 116 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/04(土) 14:52:40 ID:U1IDAf32 [1/12]

助手「ハカセ、肌寒い季節がやってきましたね」

博士「うむ」

助手「現実の季節感はこの際おいといて」

博士「うむ」

助手「前もなんかいきなり正月ネタでしたしね」

博士「助手君、その辺で」

助手「はあい」



 117 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/04(土) 14:59:54 ID:U1IDAf32 [2/12]

博士「コタツもストーブも、そろそろ出しちゃおうか」ゴソゴソ

助手「ええ、いいですね」ゴソゴソ

博士「どこにしまったっけなあ」ゴソゴソ

助手「うーん」ゴソゴソ

博士「お、これは……」ゴソゴソ

助手「ないですねえ」ゴソゴソ

博士「ほりゃ」カチッ

ブイーン

助手「なんですか、それ」

博士「ワシが昔作ったストーブみたいなものじゃ」

助手「へえ」



 118 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/04(土) 15:04:26 ID:U1IDAf32 [3/12]

助手「あんまり暖かくありませんねえ」

博士「それなら、これはどうじゃ」

助手「こ、これは??」

博士「ジャカジャン!!」

助手「なんか懐かしい効果音!!」

博士「反転半纏!!」

助手「はんてん……はんてん……??」

助手「半纏は確かに暖かそうですが」

博士「これを羽織るとじゃな」

助手「体中に斑点ができると」

博士「気持ち悪い想像しないで!!」



 119 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/04(土) 15:09:22 ID:U1IDAf32 [4/12]

助手「疫病?? 呪い??」

博士「違うから!! 斑点とかできないから安心して!!」

助手「じゃあどういう発明なんですか」

博士「これを羽織るとじゃな、色々なものが反転してしまうんじゃよ」

助手「へえ、面白そうですね」

博士「とりあえず着てみてくれ」

助手「はあい」ゴソゴソ



 120 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/04(土) 15:31:22 ID:U1IDAf32 [5/12]

博士「どうじゃね」

助手「んーあんまり変化はわかりませんね」

助手「ちょっと暖かいかな、ってくらいで」

博士「反転ということはじゃな、物事が反対になるわけじゃ」

助手「ほうほう」

博士「つまり普段小さいものは大きくなるのじゃ」

助手「つ、つまり……」

たゆん

博士「うひょー!! 巨乳じゃー!!」

助手「や、やったあー!!」



 121 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/04(土) 15:41:07 ID:U1IDAf32 [6/12]

博士「すみませんでした……」ボロボロ

助手「おかしいですよね、真っ先にコレっておかしいですよね」

博士「反省しています……」ボロボロ

助手「大体ハカセはいつも胸の話ばかりしますけど、失礼すぎますよね」

博士「自重します……」ボロボロ

助手「まったくいつもハカセは……」

たゆんたゆん

博士「(巨乳の助手君も新鮮でいいなあ)」

助手「ハカセ、聞いてます??」

博士「は、はい!!」



 122 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/04(土) 15:46:36 ID:U1IDAf32 [7/12]

助手「くどくど」

博士「ほ、他にも色々と反転するんじゃぞ」

助手「はあ、そうですか」

博士「例えばほれ、助手君はワシのこと好きかな??」

助手「は、はあ!?」

博士「好きかな、と聞いておる」

助手「な、なななななな」

博士「早く答えてくれないと右手が勝手に動き出して揉んでしまいそうじゃ」ワキワキ

助手「っ!!」

ドゲシッ



 123 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/04(土) 15:51:48 ID:U1IDAf32 [8/12]

助手「嫌いです嫌いです!! セクハラなハカセは嫌いです!!」

博士「それも反転するのじゃ」

助手「え??」

……

助手「ハカセぇ~」イチャイチャ

博士「うひょー」

助手「ああん、もっとこっちに来てくださいよぉ~♪」スリスリ

博士「(こ、これは強烈じゃ)」

助手「皮を剥き剥きしてあげますよぉ~♪」

博士「(あ、それいいかも)」

助手「ほおら~♪」

博士「でもピーラーは置いてきてほしいなあ……」



 124 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/04(土) 15:57:56 ID:U1IDAf32 [9/12]

助手「はっ!! 私はなにを!!」

博士「(危ない危ない、一線を越えるところじゃった)」

博士「なあに、剥き剥きごっこをしそうになっただけじゃ」

助手「な、なあんだ、それなら安心」

助手「……ん??」

博士「ほ、他にも反転するんじゃぞ!!」

助手「は、はあ」



 125 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/04(土) 16:05:10 ID:U1IDAf32 [10/12]

助手「わ、私が男の子に!!

博士「うひょーペロペロ!!」

助手「ハカセは美少女に!!

博士「クンクンしたい!! でも自分ではできない!! もどかしい!!」

助手「ち、血が青色に!! 肌が変な色に!!

博士「ひいいいいいいいいいいい」

助手「天井が床に!!」フラフラ

博士「おっぷ、酔うぅ……」フラフラ

助手「体の内側と外側が反転しちゃいましたよ!!」ズルン

博士「ぎゃああああああああああああああああ」ズルン



 126 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/04(土) 16:17:29 ID:U1IDAf32 [11/12]

博士「と、このように色々と反転する発明じゃ」ゼエゼエ

助手「はあ、はあ」ゼエゼエ

博士「楽しんでもらえたかな??」

助手「あの、質問が」

博士「なにかのう」

助手「半纏着てないのに、ハカセも反転してませんでしたか??」

博士「うむ、メインはさっきスイッチを入れたあの装置でな、催眠効果のあるガスを……」

助手「え、ただの催眠だったんですか」

博士「そうじゃ」



 127 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/04(土) 16:26:29 ID:U1IDAf32 [12/12]

助手「なーんだ」

博士「面白かったじゃろう??」

助手「ええ、とっても」

助手「でも、おかしいと思ってたんですよ」

博士「ふふふ、助手君も鋭くなってきたね」

助手「(反転しなかったものもありますからね、うふふ)

博士「ん、どうした」

助手「なーんでもありませんよう」


【博士と助手 7】おわり


【博士と助手 8】

 128 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 16:37:43 ID:T0zLusj. [1/19]

助手「テレビもマンネリですねえ」

博士「そうじゃなあ」

助手「使い捨てられていく『タレント』を見ていると、なんだか悲しくなってきます」

博士「この人もすぐ消えていくんだろうなあ、とか??」

助手「ええ」

助手「本当にすごいテクニックを持っている人とかは、消えていかないんでしょうけど」

博士「テレビに出てなくても営業とか公演とかで稼いでいるかもよ」

助手「まあ、そうですけど」



 129 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 16:41:11 ID:T0zLusj. [2/19]

助手「マジックが一時期流行ったじゃないですか」

博士「ああ、あったねえ」

助手「ああいうマジシャンの人は、マジックショーをやって稼いでいるんでしょうか」

博士「そうじゃないかな」

助手「でも、タネをばらされたり、バラすところまでが芸の人は大変でしょうねえ」

博士「ああ、でも、タネは知りたいよね」

助手「『すごい!!』って思う前に、『え、どうやったの??』って気になりますからね」

博士「理系人間だねえ」

助手「理系人間ですねえ」



 130 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 16:45:39 ID:T0zLusj. [3/19]

助手「ハカセ、なんかマジックできませんか」

博士「マジックかあ」

助手「ええ」

博士「こう……10円玉を2枚こすり合わせると……」

チャリチャリ

助手「すごい!! 3枚に見える!!」

博士「お金が増えまーす、いえー」

助手「って、完全に子ども騙しじゃないですか」



 131 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 16:50:35 ID:T0zLusj. [4/19]

博士「こう、コップに水を入れます」

タプタプ

助手「ええ」

博士「ティッシュペーパーを上にかぶせ」

ファサッ

助手「はいはい」

博士「ひっくり返すと!!」

助手「おお!!」

博士「こぼれませーん、いえー」

助手「……」

助手「理科実験的な……まあハカセらしいですけれど……」



 132 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 16:55:33 ID:T0zLusj. [5/19]

博士「机の上に100円があります」

助手「え、ええ、まだ続けるんですか」

博士「この帽子をかぶせると……」

フワッ

助手「な、なにが起こるんですか」

博士「んーと、多分、金額が倍に!!」

フワッ

助手「にひゃ……」

博士「猫になったー!!



 133 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 17:00:14 ID:T0zLusj. [6/19]

助手「え、え、え、なんですかこの猫」

猫「にゃー」

博士「ワシにもわからん!!」

助手「はい!?」

博士「ジャカジャン!! 名付けて!! ハットトリック!!」

助手「あの、話が見えてこないんですけど」

博士「なにが起こるかわからない不思議な帽子!! それがハットトリック!!」

助手「ああ、発明品だったんですね」

博士「反応が冷たい!!」



 134 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 17:05:30 ID:T0zLusj. [7/19]

助手「ネーミング的には『トリックハット』のほうが正しいのでは」

博士「む、痛いところを突くね」

博士「でもほら、響きがいいでしょ」

助手「ええ、まあ」

助手「反転半纏といい、最近ネーミングに凝りだす傾向が」

博士「だって、ネーミングセンスが微妙とかいうからさあ」

助手「私のせいですか」

博士「そうだよ」

助手「あんまり進歩してませんけど」

博士「くっ」



 135 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 17:09:58 ID:T0zLusj. [8/19]

助手「で、この猫どうするんです」

博士「飼っても……」

助手「ダメです」

助手「可愛いけど」

博士「くっ」

博士「涙を飲んで、ハットトリックをかぶせます……」

フワッ

助手「つ、次はなにが起こるんでしょう」

博士「ぱっぱらー!!」

フワッ

助手「ね……」

博士「虎だあ!!

助手「きゃあああああああああ」



 136 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 17:16:34 ID:T0zLusj. [9/19]

虎「……」のしのし

助手「い、行っちゃいましたね」

博士「ここには食糧がないって本能的に察知したんじゃないかな」

助手「私たちに見向きもしませんでしたね」

博士「美味しくなさそうだったからかな」

助手「ハカセはともかく私は……」

博士「……ドンマイ」

助手「く、悔しくないですし!! 別に!!」



 137 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 17:21:17 ID:T0zLusj. [10/19]

博士「カビの生えたパンにかぶせると……」

助手「ま、まさか食べられるようになるのでは!?」

フワッ

博士「……」

助手「ネジですね……」

博士「……」ガリッ

助手「無茶です!!」

博士「歯が痛い」

助手「当たり前です!!」



 138 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 17:25:41 ID:T0zLusj. [11/19]

博士「手袋にかぶせると……」

助手「ううん、予想がつきません」

フワッ

博士「中身入りになったあ!!

助手「ぎゃあ!! ぎゃあああああ!!」

助手「早く!! 早くもう一度かぶせてください!!」

フワッ

博士「両手になったよ!!

助手「ぎゃああああああああああああああ」



 139 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 17:30:45 ID:T0zLusj. [12/19]

博士「次はなににかぶせてみようかなあ」

助手「い、いらない物にかぶせると一石二鳥では!?」

博士「助手君ナイスアイデア!!」

助手「ではさっそく……」

フワッ

博士「ぎゃー!! ぎゃー!!」

助手「ハカセうるさい」

博士「ワシどうなるの!? ワシの頭どうなるの!?」

助手「ハカセうるさい」



 140 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 17:43:26 ID:T0zLusj. [13/19]

フワッ

博士「……」

助手「……」

博士「え、どう?? ワシの頭どう??」

博士「フサフサになってたりする??」

助手「あんまり変化はありませんね」

博士「そ、そう……」

助手「よかったですね」

博士「く、くそう、脅かしやがってえ!!」

フワッ

助手「ちょ!! どこに当ててるんですか!!」

博士「うるさい!! ワシと同じ恐怖を味わえ!!」

フワッ



 141 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 17:49:00 ID:T0zLusj. [14/19]

助手「きゃー!! きゃー!! ってあれ??」

博士「大きさはさして変わっていないね」

助手「ていうか事あるごとに胸をネタにするのほんとやめてもらえませんか」

博士「まあまあ、お約束だって」

助手「……!?」サワサワ

博士「ん」

助手「な、ない……!?」

博士「もとから」

ドゲシッ

助手「違います!! 先っぽが!! 先っぽがありません!!」

博士「なんと!? とりあえず見せて!!見せ」

ドゲシッ



 142 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 17:56:13 ID:T0zLusj. [15/19]

助手「ちょっと!! どうしてくれるんですか!!」

博士「う、ううむ」

助手「元に戻してください!!」

博士「ううむ」

ガチャガチャガチャ

ドスン

助手「!?」

博士「とりあえずこのニップレスを貼って誤魔化しておきなさい」ポイ

博士「ワシはこのタイムマシンで未来に行き、乳首を生やす技術を学んでくる」

キュイーン

助手「行っちゃった」



 143 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 18:01:34 ID:T0zLusj. [16/19]

キュイーン

博士「ただいま」シャキーン

助手「ハカセ、一体どうしちゃったんですか」

助手「タイムマシンを一瞬で作り上げちゃったり」

博士「うむ、なんだか頭がすっとするような」

助手「さっきのハットトリックのせいですかね」

助手「てっきり私はアホになるオチかと思いましたが」

博士「逆に賢くなったようだね」

助手「笑えませんね」



 144 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 18:07:20 ID:T0zLusj. [17/19]

助手「で、その、ち、乳首を生やす技術は……」

博士「うむ、まずこの人工乳液を身体になじませるところから……」ワキワキ

助手「手つき!! 手つきがアウト!! エロい!!」

博士「ん、なにがかな」ワキワキ

助手「自分でやりますから!!」

博士「そう」シュン

助手「あれ、やっぱいつも通りのハカセですね」



 145 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 18:12:16 ID:T0zLusj. [18/19]

助手「ねえハカセ」ヌリヌリ

博士「ん??」

助手「こっち向かないでくださいね」ヌリヌリ

博士「うん」

助手「さっきのタイムマシン、あれ発表したら、ハカセもハクがつくのでは??」ヌリヌリ

博士「う、うん、そうだね……」

助手「なんですか、歯切れの悪い」

博士「あれねえ、2回しか乗れない作りにしちゃったんだよねえ」

助手「え!!」

博士「とりあえず行って帰って、と思って急いだからねえ」

助手「……」



 146 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/15(水) 18:19:59 ID:T0zLusj. [19/19]

助手「ハカセ、私のために……」

博士「あ、そうそう言い忘れてたけどねえ、その人工乳液ねえ、いい香りがしない??」

助手「え、ええ」

助手「いい香りって言うか食欲を刺激する匂いって言うか」

博士「未来の最先端技術でねえ、豚肉を調理した時の煙からできてるんだってさ」

助手「豚肉の煙で乳首が!?」

博士「面白いよねえ、未来の技術は」

助手「ハカセも似たような発明をしてると思いますが……」

博士「いやあ、しかしほんとにいい匂いだねえ、焼き肉がしたくなる」

虎「ぐるるるるるる」

助手「……ん??」

博士「……ん??」


【博士と助手 8】おわり


【博士と助手 9】

 147 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/26(日) 13:29:35 ID:dWEc0YJc [1/16]

博士「助手君、なんか元気がないねえ」

助手「昨日のカレーがちょっと古かったみたいで……」

博士「お腹壊したのかね」

助手「ちょっと痛いんですよう」

博士「ふうむ、心配じゃのう」

博士「ところで助手君、幽霊とか信じるかね」

助手「幽霊ですか?? 見たことがないのでいないと思いますが」

博士「そっか……」

助手「なんですか、ハカセ、まさか信じてるとか」

博士「よく見るんだよ……」

助手「見えるんですか!?」



 148 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/26(日) 13:34:37 ID:dWEc0YJc [2/16]

助手「科学に携わっている者として、それはどうかと!?」

博士「いやあ、でもねえ、見ちゃったからなあ」

助手「み、見たって、それどうせ見間違いですよう」

博士「昨日もねえ、夜散歩してたら……」

助手「夜は徘徊しないでください!!」

博士「最近のマイブームなんじゃよ、散歩」

助手「はあ」

博士「でね、電信柱の所から、こっちを窺っている人がいるんだよ……」

助手「怖い怖い!! ほんとっぽいからやめてください!!」



 149 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/26(日) 13:39:11 ID:dWEc0YJc [3/16]

博士「なんかね、怖いからさっさと通り過ぎようと思ったら……」

助手「……」

博士「その人がすっと音もなく近づいてきてこう言うんだよ……」

助手「ひい!!」

博士「『身分証明書、出してもらえるかな』ってね……」

助手「……」

助手「警官じゃん!!」

博士「しかもなにが怖いってね、身分を証明できるものが何一つないってことなんだよ」

助手「不審者じゃん!!」



 150 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/26(日) 13:44:01 ID:dWEc0YJc [4/16]

博士「いやあ、最近の幽霊は言うことが怖いね」

助手「オチが酷い!!」

博士「冗談はおいといて」

助手「どうせならもう少し面白い話をしてくださいよ」

博士「元気のない助手君を励まそうと思ってだね」

助手「怪談もどきは逆効果ですよう」

博士「そうかね」

助手「で、なんでしたっけ、幽霊の話でしたね」

博士「あ、それはおいといて」

助手「それもおいとくんですか!!」



 152 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/26(日) 13:47:07 ID:dWEc0YJc [5/16]

博士「こんなものを作ってみたんだけどね」ドスン

助手「なんですか、これ」

博士「ジャカジャン!! 自動怪談マシーン~!!」

助手「児童階段??」

博士「NO チャイルド NO」

助手「ワンモアプリーズ」

博士「自動・怪談・マシーン~!!」

助手「自動階段??」

博士「NO エスカレーター NO」



 153 以下、名無しが深夜にお送りします >>151PCか専ブラ入れなされ 2012/08/26(日) 13:50:46 ID:dWEc0YJc [6/16]

助手「つまり??」

博士「これを起動させれば、怖い出来事が起こるという不思議な……」

助手「ハカセ最近発明がアバウトすぎやしませんか」

博士「そうかね」

助手「ハカセにも効果がよくわかってないものが多いですよね」

博士「スランプだからねえ」

助手「自分で言っちゃった!!」



 154 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/26(日) 13:57:13 ID:dWEc0YJc [7/16]

博士「ほーれ、スイッチオン」カチリ

ウィンウィンウィン

助手「震えてますよ」

ドロドロドロドロ

博士「効果音つきじゃ」

助手「ほんとにドロドロ言うんですか」

……

パチン!!

博士「お、ラップ音というやつじゃな」

助手「普通に電球が切れただけかと」



 155 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/26(日) 14:00:18 ID:dWEc0YJc [8/16]

助手「ハカセ、予備の電球がありません」

博士「おっと、買い置きがなかったかな」

助手「物置を探したんですけれど見当たらなくて……」

博士「そうか、じゃあちゃちゃっと作ってみるか」

助手「お願いします」

ガチャガチャ

博士「うん、これを付けておいてね」

助手「ハカセ、街の電気屋さんとかやった方が儲かるのではないでしょうか」



 156 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/26(日) 14:03:56 ID:dWEc0YJc [9/16]

ジャーゴボゴボ

博士「ん、なんの音かな」

助手「トイレでしょう」

博士「……」

助手「……」

博士「誰が流しt」

助手「やめてください!! 怖い怖い!!」

博士「この研究所にはワシら以外に誰も」

助手「うわああああああああああああああ」ゾクゾク



 157 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/26(日) 14:07:14 ID:dWEc0YJc [10/16]

博士「む、窓の外に人影が!!

助手「ひゃあ!!」

博士「壁のシミが人の顔に!!

助手「いやいやああああああ!!」

博士「ワシの顔、綺麗??

助手「んなわけないじゃないですかあああああああああ」

博士「コックリさんコックリさん……

助手「それ一人でやる遊びじゃないですから!!」

博士「ベートーベンの肖像がこっちを向いたぞ!!

助手「怖い!! こんな貧乏な研究所に肖像画が飾ってあることが怖い!!」



 158 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/26(日) 14:10:21 ID:dWEc0YJc [11/16]

博士「と、このように色々と起こります」ゼエゼエ

助手「い、今のは結構怖かったです」ゼエゼエ

博士「そうじゃろう」

助手「ふう」

博士「あ、足元にゴキブリが!!」

助手「ぎゃあ!!」

博士「そっち行ったぞ!!」

助手「新聞!! 新聞!!」

ベシッベシッ

博士「……」ゼエゼエ

助手「……」ゼエゼエ

博士「こ、怖いじゃろ??」

助手「え、これも自動怪談マシーンのせい!?」



 159 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/26(日) 14:14:14 ID:dWEc0YJc [12/16]

博士「どうじゃったかな、自動怪談マシーンは」

助手「っ!! もう終わりですか」

博士「ページの都合というものがあるからのう、そろそろワシの散歩の時間じゃ」

助手「留守番してないとダメですか、私??」

博士「元気になったじゃろ??」

助手「んなわけないでしょう、まだちょっと怖いんですけど」

博士「がっはっは、まあいいじゃないか、それじゃあ行ってくるぞう」

助手「ああ、行っちゃった……」

ガチャリ



 160 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/26(日) 14:18:42 ID:dWEc0YJc [13/16]

ガチャリ

博士「ただいま」

助手「あれ、ハカセ、忘れ物ですか」

博士「ん、いや、夜の散歩に行って来たんだよ」

助手「いやいやいや、さっき出て行ったばかりじゃないですか」

博士「さっき??」

助手「自動怪談マシーンで遊んで、それで、ついさっき」

博士「ワシ、1時間ほど前に出て行ったんじゃが」

助手「え??」

博士「助手君、君、誰と喋ってたんだね??

助手「え??」

助手「そういえば今日はあまり会話がかみ合ってなかったような……」

助手「……え??」


【博士と助手 9】おわり

ちなみに>>159をよーく読むと……ブルブル




 164 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/08/26(日) 18:08:31 ID:UdI670Fg

やべぇわからん


>>164
博士がいつもと違う笑い方をしているところにも注目





【博士と助手 10】

 167 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/10/03(水) 22:16:03 ID:bjE7WgVg [1/11]

助手「ハカセ!! 水道が止められました!!」

博士「なんじゃと」

助手「水道料金払ってませんでしたっけ」

博士「ううむ、どうじゃったかな」

助手「曖昧なんですか!?」

博士「通達が来ていたような……来ていなかったような……」

助手「なんにせよ止まってます!!」

助手「非常事態です!!」



 168 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/10/03(水) 22:21:29 ID:bjE7WgVg [2/11]

博士「まずい、朝の歯磨きができない」

助手「いや、そこはそんなに……」

博士「顔も洗えない!!」

助手「いつもそんなに気を使ってましたっけ」

博士「むむむ、お風呂も入れない……」

助手「ハカセは二日にいっぺんじゃないですか」

博士「そうだっけ」

助手「そうですよ」



 169 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/10/03(水) 22:26:48 ID:bjE7WgVg [3/11]

博士「ご飯……炊けない……」

助手「そうですよ、ご飯がピンチです!!」

博士「朝は白米とみそ汁以外認めないぞ!!」

助手「パン派な私は平気ですが」

博士「白米!! 白米!!」

助手「でもご飯でパンを作る炊飯器も発明されていますよね」

博士「あれはあり!!」

助手「ありなんだ」



 170 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/10/03(水) 22:32:00 ID:bjE7WgVg [4/11]

博士「今日の朝ご飯は??」

助手「水が使えないのでトーストとスクランブルエッグです」

博士「わーお、貧乏な研究所にしては素敵な朝食」

助手「ハカセがもっともっと発明してくれたら生活も楽になるんですけどねえ」

博士「……」

助手「なんですか??」

博士「いや、助手君、お母さんみたいだな、と思ってさ」

助手「誰がお母さんですか」

博士「お母さん、ケチャップとって」

助手「誰がお母さんですか」



 171 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/10/03(水) 22:50:13 ID:bjE7WgVg [5/11]

……

助手「ハカセ、今度はガスが止められました」

博士「なんと!!」

助手「昨日はお風呂をなんとか我慢してやり過ごしましたが、ガスまで止まると……」

博士「ご飯が炊けない!!」

助手「ええ、それは昨日からです」

博士「みそ汁が沸かせない!!」

助手「ええ、それも昨日からです」



 172 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/10/03(水) 22:59:27 ID:bjE7WgVg [6/11]

博士「むむう、これはピンチじゃ」

助手「発明でなんとかなりませんか??」

博士「あれは出したくなかったが……」

助手「え、なにかあるんですか!?」

博士「ワシの……人生一回きりの最終奥義じゃ!!」

助手「そんな最終回っぽく言われても!!」

博士「ジャカジャン!!」

助手「いつもより迫力がある!!」

博士「パンでご飯が作れる炊飯器!!」

助手「内容はいつも通りだった!!」



 173 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/10/03(水) 23:08:13 ID:bjE7WgVg [7/11]

博士「つまりこれにパンを入れて炊くとご飯になるという……」

助手「逆バージョンですね」

博士「これはワシが初めて作ったんじゃ」

助手「まあ……そうでしょうね」

博士「というわけで助手君、ご飯を炊いてくれ」

助手「え、ええ、食パンしかありませんが」



 174 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/10/03(水) 23:17:12 ID:bjE7WgVg [8/11]

ピーッ ピーッ

博士「どれどれ」パカ

助手「……確かにご飯ですね」

博士「うむ」

助手「ちょっと茶色いのが気になりますが」

博士「この際仕方ない」

助手「ちょっとパサパサしてます??」

博士「水が出ないから仕方ない」

助手「みそ汁はどうしますか」

博士「ジャカジャン!! 集水湯沸かし器!!」

助手「ほう」



 175 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/10/03(水) 23:26:15 ID:bjE7WgVg [9/11]

博士「これを使うと、空気中の水分を集めて、湯が沸かせるという寸法じゃ」

助手「へえーすごいじゃないですか」

博士「じゃあこれで早速みそ汁を……」

助手「ん??」

博士「ん??」

助手「これ使えば、普通にお米が炊けましたよね

博士「……ソウダネ」

助手「まさかわかってなかったのでは」

博士「……」

助手「図星ですね」



 176 以下、名無しが深夜にお送りします  2012/10/03(水) 23:32:09 ID:bjE7WgVg [10/11]

博士「ま、まあいいじゃないか」

博士「とりあえずスイッチオン」

ピッ

助手「どれくらいかかるんですか」

博士「ううん、実験してないから、よくわからないんだよねえ」

助手「まあ、気長に待ちましょう」

博士「それにしても、助手君、喉が乾かないかね」

助手「水が止まってますからねえ」

博士「肌もなんだかカサカサしてきたねえ」

助手「唇もカサカサに……」

博士「……」シオシオ

助手「……」シオシオ

助手「は、早く止めてください!!」シオシオ


【博士と助手 10】おわり

スポンサーサイト

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

コンテントヘッダー

コメントの投稿

非公開コメント

No title

助手さんはツンデレ……?!
最終回名残惜しいです、また思い付くことを願ってますw

Re: No title

まごうことなきツンデレです。
ツンデレお姉さん好きです。

いずれ、ネタがたまれば「教授と助手」シリーズでも始めようかと思います。
実現するかは……怪しいですが。
プロフィール

Author:モルフェ
HAM ◆HAM/FeZ/c2
SS保管庫です。
ここでのSSとは、主に既存のキャラを使わないショートストーリー、ショートショートのことです。
タイトルに歌詞を引用することが多いですが、歌の世界をそのままストーリーにしているという訳ではありません。

個人的なお話はこちら
tv_pops★yahoo.co.jp

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。